種族ごとのおすすめクラスとステータス差比較
2017/05/09
最初のキャラクタークリエイトで、どの種族を選べばいいか悩む方は多いのではないでしょうか。
このページでは、PSO2 種族ごとのおすすめクラス、全4種族の特徴、種族ごとのステータス差比較について詳しくまとめてみました。
ちなみに、種族は今後途中で変更することはできないので、別の種族でプレイしてみたいと思った方は新規キャラクターを作成するようにしましょう。
目次
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種族の特徴
まず始めに、全4種族についての特徴を簡単に解説していきます。
種族の中には、中級者~上級者向けと記載されている種族もいますが、ハンターのクラススキル「オートメイトハーフライン」の利用や、敵の攻撃を適切なタイミングで上手く回避できるようになれば、PSO2初心者でも難なく使いこなすことができるでしょう。
※ 回避には、「ガード、ステップ、ダイブロール、ミラージュエスケープ」などを主に使用していきましょう。
ヒューマン
人間と同様の見た目。略称はヒュマ。ステータスは良くも悪くも平均的。
どのクラスも満遍なくこなしたい人はこの種族を選ぼう。初心者におすすめ。
ニューマン
エルフのような尖った耳を持つ。略称はニュマ、沼など。HPは全種族中最も少ないが、法撃力はずば抜けて高いというピーキーな性能。
テクニック(法撃・魔法)メインで戦いたいならこの種族。法撃系クラスで高難易度クエストへ赴いた場合、回避重視の繊細な立ち回りが要求される。上級者向け。
キャスト
アンドロイド(ロボット)。略称はキャス。ステータスはHP・射撃力・技量が全種族中最も高く、打撃力も2番目と打撃・射撃系クラス向けの性能。
反面、法撃力は圧倒的に低いため、法撃系クラスでの運用は茨の道。豊富なHPを活かしやすい近接系クラス入門として最適な種族。初心者におすすめ。
デューマン
額にツノを持ち、左右の目の色が異なっている。(キャラクタークリエイトでツノを無くしたり、目の色を変更可能)略称はデュマ。
打撃力・射撃力が全種族中最も高く、法撃力も2番目と攻撃に特化した種族。しかし、HPはニューマンに次いで低いため、戦闘中は常に回避を意識しておこう。中級者~上級者向け。
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種族ごとのクラス適性
次に「クラス適性」について解説します。
種族ごとにステータス上昇の仕方は異なっており、各クラスに適したステータスの種族が「クラス適性」を持っているといえます。
例として、以下の「フォースLv75/テクターLv75」(メインクラス/サブクラス)のデータをピックアップしてみると、まず「HP・法撃力」のステータスに結構な差が生じていることが分かります。
そして、テクニックの火力に直結する「法撃力」を重視した場合、ニューマン女の方が「フォース/テクター」により適しているといえます。
このように種族・性別ごとにそれぞれ「クラス適性」が存在することを覚えておきましょう。
フォースLv75/テクターLv75
種族・性別 | HP | 法撃力 |
---|---|---|
キャスト男 | 585 | 576 |
ニューマン女 | 514 | 660 |
種族ごとのおすすめクラス
そして、クラス適性を考慮した上で選ばれるのが、種族ごとのおすすめクラスとなります。
ヒューマン
どのクラスも万能にこなせるのがヒューマンの強みですが、強いておすすめするなら全種族中2番目に高いHPを活かした 近接系クラス となるでしょう。
メイン:サモナーの場合、「ファイター、ガンナー」などのサブが人気です。ステータスの伸びの良さは、「ファイターなら打撃」「ガンナーなら射撃」となります。
バランスの良いステータスを持つヒューマンなら、どのサブクラスでも運用しやすく、自分に合った戦闘スタイルを見つけやすいでしょう。
豊富なHPのおかげで、「アルターエゴ」使用時に倒されにくくなるのも魅力です。
■ アルターエゴとは
サモナーのアクティブスキル。「一定時間ペットがダメージを受けると、プレイヤーも受ける代わりにダメージボーナスを得る」効果がある。
しかし、ペットとプレイヤーがほぼ同時に攻撃を食らった場合は、一瞬で戦闘不能になってしまうので立ち回りに気を配らなければならない。中には不意をつかれてしまう状況もあるため、HPを大量に盛っておくほど即死リスクを抑えることができ安心できる。
おすすめクラス
- 近接系クラス: ハンター、ファイター、ガンナー(ツインマシンガン)、テクター(ウォンド殴り)、ブレイバー(カタナ)、バウンサー
- 遠隔系クラス: サモナー(打・射・法すべてに適性あり)
ニューマン
ずば抜けた法撃力を活かせる 法撃系クラス がおすすめです。武器・防具の「特殊能力付加」で弱点となる HPを必要な分だけ補うようにしましょう。
サモナーでレスタの回復量を重視したい場合は、「ステータス、マグ、OP」などで最も法撃力特化のしやすい、ニューマンを選ぶのが良いでしょう。
元々の法撃力依存のまま運用していくことで、サブパレット枠を「スイッチに使う1枠分」節約することにも繋がります。
おすすめクラス
- 法撃系クラス: フォース、テクター(テクニック、ウォンド殴りの法撃爆発)、バウンサー(ブーツ)
- 遠隔系クラス: サモナー(打・射・法すべてに適性あり)
キャスト
全種族中最も高いHP・射撃力・技量と、2番目に高い打撃力を活かせる、打撃系クラス・射撃系クラス がおすすめです。
キャストのサモナー適性については、
- 打撃力が2番目に高い = 打撃スイッチの恩恵が大きくなる (サブをファイターにしたサモナー/ファイターに向いている種族)
- 「アルターエゴ」使用時に、全種族中トップクラスのHPによって倒されにくくなる
この2つの理由により、かなり高いと思います。
難点を挙げるとすれば、法撃力の低さからレスタの回復量が心もとないこと。テクニックカスタマイズ「閃光のレスタ3レシピ」などで補っていくと良いでしょう。
おすすめクラス
- 打撃系クラス: ハンター、ファイター、ブレイバー(カタナ)、バウンサー
- 射撃系クラス: レンジャー、ガンナー、ブレイバー(弓)
- 遠隔系クラス: サモナー(打・射・法すべてに適性あり)
デューマン
全種族中最も高い打撃力・射撃力を活かした、打撃系クラス・射撃系クラス がおすすめです。法撃力も2番目に高いため、法撃系クラス にも適性があると言えるでしょう。
EP4で新設されたサモナーにおいても、キッチリと敵の攻撃を避けることができれば、適性は一番高いです。
ニューマンと同様に、一番の弱点はHPです。武器・防具の「特殊能力付加」でしっかりと補っていくようにしましょう。
おすすめクラス
- 打撃系クラス: ハンター、ファイター、ブレイバー(カタナ)、バウンサー、テクター(ウォンド殴り)
- 射撃系クラス: レンジャー、ガンナー、ブレイバー(弓)
- 法撃系クラス: フォース、テクター(テクニック、ウォンド殴りの法撃爆発)、バウンサー(ブーツ)
- 遠隔系クラス: サモナー(打・射・法すべてに適性あり)
■ 合わせて知りたい!攻撃時の依存ステータスを変化させる「スイッチ系スキル」
バウンサーのスキル「スイッチストライク」や、サモナーのスキル「ペットスイッチストライク」を使用すれば、切り替えによって「打撃力依存」の攻撃に変化させることができます。サモナーには、「射撃力依存」になる「ペットスイッチシュート」もあります。
例えば、バウンサーでブーツPAを使う場合は、本来なら「法撃力依存の打撃属性」となっています。しかし、「スイッチストライク」を使用することで、「打撃力依存の打撃属性」として攻撃できるようになります。
では、こうすることでどんなメリットがあるのか。
バウンサーは、もうひとつの武器「デュアルブレード」(DB)の扱いにも長けており、ブーツとDBを状況によって使い分けていくことが多いです。そんな時に「スイッチストライク」を使えば、武器・防具の特殊能力を打撃力だけ上げていれば済むようになります。
つまり、上昇させるステータスをひとつに絞ることで、「より効率良くステータス・火力を上昇させることができるようになる」というワケです。
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種族ごとのステータス差比較
それでは、選んだ種族によって一体どのくらいステータスに差が出るのか、以下の「種族ごとのステータス差比較データ」で見比べてみましょう。
ここでは、PSO2で実際によく選ばれているクラスの組み合わせ3パターンをご用意しました。「メインクラスLv/サブクラスLv」の順に記載しています。(HPや打撃力など、項目名クリックで並び替えができます)
- 「HP・打撃力・打撃防御」が最も特化できる「ハンター/ファイター」の組み合わせ
- 「射撃力・射撃防御」が最も特化できる「ガンナー/レンジャー」の組み合わせ。
- 「法撃力・法撃防御」が最も特化できる「フォース/テクター」の組み合わせ。
ハンターLv75/ファイターLv75
種族・性別 | HP | PP | 打撃力 | 射撃力 | 法撃力 | 技量 | 打撃防御 | 射撃防御 | 法撃防御 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヒューマン男 | 793 | 100 | 624 | 555 | 488 | 453 | 630 | 475 | 475 |
ヒューマン女 | 786 | 100 | 600 | 555 | 507 | 457 | 600 | 475 | 498 |
ニューマン男 | 718 | 100 | 600 | 549 | 527 | 449 | 600 | 498 | 475 |
ニューマン女 | 710 | 100 | 600 | 549 | 536 | 449 | 600 | 475 | 498 |
キャスト男 | 808 | 100 | 630 | 560 | 468 | 463 | 630 | 475 | 451 |
キャスト女 | 801 | 100 | 624 | 565 | 468 | 462 | 600 | 498 | 451 |
デューマン男 | 725 | 100 | 642 | 560 | 512 | 453 | 600 | 475 | 475 |
デューマン女 | 718 | 100 | 636 | 565 | 512 | 457 | 600 | 475 | 475 |
ガンナーLv75/レンジャーLv75
種族・性別 | HP | PP | 打撃力 | 射撃力 | 法撃力 | 技量 | 打撃防御 | 射撃防御 | 法撃防御 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヒューマン男 | 698 | 100 | 574 | 618 | 474 | 453 | 497 | 600 | 474 |
ヒューマン女 | 691 | 100 | 552 | 618 | 492 | 457 | 474 | 600 | 497 |
ニューマン男 | 631 | 100 | 552 | 612 | 511 | 449 | 474 | 630 | 474 |
ニューマン女 | 625 | 100 | 552 | 612 | 521 | 449 | 474 | 600 | 497 |
キャスト男 | 711 | 100 | 579 | 624 | 455 | 462 | 497 | 600 | 450 |
キャスト女 | 704 | 100 | 574 | 630 | 455 | 462 | 474 | 630 | 450 |
デューマン男 | 638 | 100 | 590 | 624 | 497 | 453 | 474 | 600 | 474 |
デューマン女 | 631 | 100 | 585 | 630 | 497 | 457 | 474 | 600 | 474 |
フォースLv75/テクターLv75
種族・性別 | HP | PP | 打撃力 | 射撃力 | 法撃力 | 技量 | 打撃防御 | 射撃防御 | 法撃防御 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヒューマン男 | 574 | 100 | 506 | 555 | 600 | 453 | 519 | 474 | 579 |
ヒューマン女 | 569 | 100 | 487 | 555 | 624 | 457 | 495 | 474 | 607 |
ニューマン男 | 519 | 100 | 487 | 549 | 648 | 449 | 495 | 497 | 579 |
ニューマン女 | 514 | 100 | 487 | 549 | 660 | 449 | 495 | 474 | 607 |
キャスト男 | 585 | 100 | 511 | 560 | 576 | 462 | 519 | 474 | 550 |
キャスト女 | 580 | 100 | 506 | 565 | 576 | 462 | 495 | 497 | 550 |
デューマン男 | 525 | 100 | 521 | 560 | 630 | 453 | 495 | 474 | 579 |
デューマン女 | 519 | 100 | 516 | 565 | 630 | 457 | 495 | 474 | 579 |
技量とは?具体的にどんな影響を与えるの?
PSO2の「技量」とは、自分と敵の技量値の差によって、与ダメージの最小値が上がり、被ダメージの最小値が下がる効果をもつステータスのことです。
主に「ダメージの振れ幅が大きいクラフト武器の使用時」や「装備条件が技量となっている武器・防具を装備する際」に、技量を考慮する必要があります。
☆7以上のレア武器は、入手した段階から技量に対しての高補正が備わっており、ダメージの振れ幅は極めて小さいものとなります。(ダメージ下限が大きくなります)そのため、技量値については殆ど気にする必要はありません。
しかし、例外はクラフト武器を使用した時と、一部のレア武器「赤・青系やインヴェ系」を使用した時です。これらの武器を使った時にはダメージに大きな振れ幅が生じてしまうことになります。
そんな時には、技量値を考慮することで与ダメージ値が安定していくようになるので、意識しておくといいでしょう。
ステータスを特化させたいときはOP付けで
キャラクターのステータスを更に特化させたいときは、なるべく武器や防具の「特殊能力付加」(OP付け)で特化させるようにします。
その理由は、「クラススキル」では、アクティブスキルやパッシブスキル、火力系スキルなど優先したいスキルが沢山あるので、最終的にステータス上昇にまわせる「スキルポイント」が殆ど残らなくなってしまうためです。
まとめ
PSO2の与ダメージ計算には、武器の強化値・属性値、火力系スキルの上昇値、種族ごとのステータスボーナス値(ステータスによって火力差が生まれる)、武器・防具の「火力系特殊能力付加」によるステータスボーナス値、フォトンツリーの攻撃アップ効果など、様々な要素が関わっています。
このページでは、火力にこだわりたい人向けに比較データなども用いて書かれていますが、エンジョイ勢の方はあくまで参考程度に留めておきましょう。
実際には種族ごとのステータス差の違いは、与ダメージ算出の中でも最も影響が少ない部類に入ります。OP付けの特殊能力1~2個ほどで補えてしまう位の差なので、安心して見た目重視など「あなた好みのキャラクター作り」に励んでみてください。